ユー・ナン来日記

tuyamarriage2008-02-04

2日の夕方から、来日中のユー・ナンは、3日・4日はとてもタイトなスケジュールでマスコミの方々の取材を受けました。日本にPRで来日するのは初めての彼女は、取材陣から次々に飛び出る質問に逆に質問をしていったりと興味深げにインタビューを受けていました。我々スタッフもユー・ナンに初対面した時に驚きましたが、取材に来た方々も彼女に会うとまず、映画の中の「トゥヤー」とはあまりにも(ほんとうにあまりにも)雰囲気が違うことに驚きます。ユー・ナンを一言で表現すると、とにかく、スマートでカッコイイ!そしてとても女優さんらしい方で、モデルのような体型に白い肌。ある取材の方は、「え!?あなたがあの真っ黒に日焼けしたトゥヤーですか?」と質問していたほどでした。映画の中のトゥヤーと違うのもそのはず、ユー・ナンがトゥヤーになるまでのお話を聞けば、撮影前の3ヶ月間は、遊牧民の生活形態を体に取り込むため、内モンゴルで実際に牧畜民の中に入り込んで生活したそうです。朝は本当にラクダに乗って水を汲みに行ったし、夕方もラクダに乗って帰ってくる、ラクダから落ちたこともあったとか。そうして生活していくうちにだんだんと肌も荒れて焼けていき、その上からメイクをしてトゥヤーになっていたとのことです。「あなたはとても美しい女優さんだし肌が気にならなかったのか?」という問いには、「周りにそういうことを気にする人たちがいなかったし、あの土地で暮らしている人たちはそんなことに気を回していられないんですよ」との返答。ただ、自分が北京にいれば話は別ですよ、とホンネもお話していました。

とてつもなくタイトな取材スケジュールをこなしてくれたユー・ナンは、その後の本当にわずかに残った時間を利用して、銀座の町と渋谷の町へ、日本のコスメが欲しいとショッピングに出かけていきました。明日の朝9時には成田を飛び立ち、また中国・西安へ新作『火鳳凰』撮影のためにとんぼ帰りです。もっと時間があれば、せっかくの初東京を楽しんでもらえたと思うのですが、新作撮影の多忙なスケジュールの中来日にてくれて感謝です。

※この来日期間中にユー・ナンがうけた雑誌や新聞の取材は、また追ってこのブログで紹介したいと思います。